おすすめスポット④鹿児島市維新ふるさと館

写真参照 http://ishinfurusatokan.info/machine/

歴史好きの人で当時の空気感を味わいたい人にとっては、興ざめしてしまう施設ではありますが、テーマパークだと割り切って見てみると意外と楽しめます。もちろん歴史初心者の人にとっては、十分すぎるくらい楽しめる施設だと思います。小・中学校の遠足とかにちょうどいいと思います。映像・ジオラマ・ロボットなどで鹿児島の歴史や先人の偉業をわかりやすく紹介していて、明治維新の英傑たちの活躍を中心に人物、技術、交流など、様々な角度からとらえた楽しみ方ができます。

特におもしろいのは、地下1階の維新体感ホールで上映される舞台。等身大ロボットやマルチスクリーンによる臨場感が伝わってきます。ちょっとコミカルな感じもしてしまいますが、テーマパークに勉強しにきた!と思えば結構高いレベルで楽しむことができます。

あと「維新ふるさと館」の立地も良いです。加治屋町という町なのですが、周辺には著名人たちの生誕の地が点在します。西郷隆盛、大久保利通、大山巌、村田新八・・・。日本を代表する偉人たちがこんなに集まっているのってすごいですよね。この辺りを歩くだけでも気持ちが盛り上がると思います。

こんなにすごい人たちが集結している理由は「御中教育」。NHKのドラマ「西郷どん」でちょうどやっていますよね。たまたますごい人たちがいたわけではなく、その教育方針がすごい人たちを作り上げてきたのです。年上が年下を教育する。目上の人を敬う。その師弟関係が徹底されています。主従関係ではなく師弟関係。厳しくもあり優しくもある。いくら厳しくても困難を乗り越えることができるその力が身につくのは、いつも「愛」に囲まれていたからなのだろうなと思います。この御中教育。明治維新後もしばらく続いていたようです。皮肉にもそれが西南戦争に繋がってしまうのですが・・・。 ただ、この西南戦争。明治維新まで、仲間を失いながらも困難に見舞われながらも日本のために頑張ってきたのに、最後は自分たちが作ったとも言える明治政府に倒されてしまう。最初はなんとも言えない気持ちでしたが、これは新しい時代になるために避けては通れなかった道なのだと思えるようになりました。新しい時代のために切り捨てなければならなかった古い時代の遺産。それを全て西郷どんが背負ってくれたわけです。彼は本当に英雄だと思います。月照さんとの入水自殺からもわかるように西郷さんはとても懐が大きく、愛が深かった人物。そんな西郷どんとその仲間たちが生まれ育った町「加治屋町」はぜひ一人でゆっくり歩きたい町です。

→おすすめスポット⑤加治屋町をみる
維新ふるさと館 概要
住所/
鹿児島県鹿児島市加治屋町23-1
駐車場/
24台
料金/
入館300円
営業期間/
9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日/
年中無休
ホームページ/
http://ishinfurusatokan.info/