おすすめスポット②塩浸温泉龍馬公園

幕末好きの人は必ず訪れるであろう「塩浸温泉龍馬公園」。嘉例川駅から「塩浸温泉龍馬公園」まで車で10分くらいなので、嘉例川駅でレトロスイッチを入れてそのまま塩浸温泉龍馬公園に行く・・・というコースは大道だと思います。公園内には、「龍馬資料館」、「龍馬とお龍の縁結びの足湯」、「坂本龍馬・お龍新婚湯治碑」があります。

公園前を流れる川には、かもが優雅に泳いでいました。都会の喧騒から離れて、山奥にきた!と思える景色です。

塩浸温泉龍馬公園は、日本で初めての新婚旅行とされる坂本龍馬とおりょうさんの逗留先です。1866年、薩長同盟が成立した2日後、何者かに襲われて寺田屋で手に傷を負った龍馬。薩摩藩に助けてもらい、怪我の治療も兼ねておりょうさんと鹿児島に行きました。当時は同じ日本でも各藩で治外法権があったので藩邸に逃げられたら他藩は何人たりとも手出しできませんでした。海外の国同士であればイメージつきやすいのですが、それが日本国内でもあったのが最初は不思議でした。幕府という日本の政治を取り締まる機関があったのに、各藩の行政は独立していたということです。藩邸は小さな国家という感じですね。

そんなこんなで薩摩藩邸に逃げ込んだ龍馬ですが、西郷さんの計らいで薩摩に身を寄せることになったのです。船旅です。当時薩摩は鎖国ならぬ鎖藩をしていたので、他藩のものは滅多に入れなかったようです。大藩なので何かよからぬことをされたら大変だ!ということで幕府も何度も密偵を送っていましたが、いつも密偵は戻ってきませんでした。静かに抹殺されていたのです。

龍馬はかの有名な薩長同盟の立役者ですが、犬猿の仲とされていた長州と薩摩。お国のため!という大義名分がありつつも内心穏やかでない人は両藩にたくさんいました。いつ誰に命を狙われてもおかしくない状態だったのです。味方だと思っていた人が次の日は敵になっていてもおかしくない状態。そんな中、堂々と薩摩入りを果たしました。龍馬、激動の人生の中で最も心やすろぐ時を過ごすことができたのだと思います。

塩浸温泉は、龍馬とおりょうさんが合計18日間と一番長く逗留した地と言われています。2人の仲睦まじい姿を想像しながら、この場所・空気を堪能しました。

<塩浸温泉について>
「塩浸温泉」は別名、「鶴の湯」とも呼ばれています。この温泉が発見された時、温泉で鶴が傷を癒していたことから「鶴の湯」と呼ばれるようになったそうです。鶴が傷を癒していたように、切り傷や胃腸病に効力があるとされています。きっと龍馬の傷も癒えたのだと思います。

塩浸温泉龍馬公園 概要
住所/
鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
駐車場/
25台くらい(無料)
営業期間/
火曜日~日曜日:9:00~18:00(温泉受付は17:30まで)。月曜日:9:00~17:00(温泉受付は16:30まで)
歴史/
2010年 塩浸温泉龍馬公園」として整備(意外と最近!)
ホームページ/
http://siohitasi.web.fc2.com/index.html